特別仕様

豊富なオプション群から、必要な機能・性能を呼び番号から指定するだけで、簡単に用途に合わせた最適な位置決めテーブルを構成することができます。

1.スライドテーブルの形状と長さ

スタンダード、フランジ付きの2タイプから選択でき、同一断面形状で、ショート、スタンダード、ロングの3タイプの長さのスライドテーブルをラインナップ。 フランジ付きは、ブリッジカバーやXYブラケットを取り付けることができます。

スライドテーブルの形状と長さ

2.スライドテーブルの個数

負荷荷重やモーメントの大きさに応じて、トラックレールに組み込むスライドテーブルの数を2個にすることができます。

スライドテーブルの個数

3.ボールねじの種類とリード

要求される精度に応じて、転造ボールねじと精密ボールねじから選択することができます。また、ボールねじのリードも選択できます。ボールねじなしの仕様は、2軸並列使用の従動側直動案内機器として使用することができます。

4.センサの指定

リミットセンサや原点センサなどの各種センサの取付けを指定することができます。

5.Cルーブ付きテーブル

潤滑剤を含浸させた潤滑部品「Cルーブ」を取り付けることで、ボールねじや直動案内機器のグリースアップなどのメンテナンス工数を大幅に削減することができます。

Cルーブ付きテーブル

6.モータ折返し仕様

モータ折返し仕様のテーブルは、テーブル全長を短くすることで、省スペース化を図ることができます。

モータ折返し仕様

7.ブリッジカバー付き

フランジ付きは、ブリッジカバーを取り付けることができます。

ブリッジカバー付き

8.ジャバラ付きテーブル

ジャバラ付きテーブルは、直動案内部と駆動部をジャバラで覆い、テーブル内部への異物の侵入を防止します。

ジャバラ付きテーブル

9.黒色クロム皮膜処理

スライドテーブルやボールねじの表面に、黒色の浸透性皮膜を形成して、防せい能力を向上させます。

黒色クロム皮膜処理

10.XYブラケット

XYブラケットがシリーズ化されているので、容易にXYテーブルを構成することができます。

XYブラケット

掲載されている製品以外にも、お客様のご要望に合わせた特別仕様品の開発もいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

TU特長

精密位置決めテーブルTUは、U字形のトラックレールの内側にスライドテーブルを配置した、コンパクトでスリムな位置決めテーブルです。 スライドテーブルは直動案内機器と一体構造になっており、大径の鋼球が2条列に配置され軌道と4点で接触する構造のため、方向や大きさが変動する負荷荷重や複合荷重が作用する使用用途でも安定した高い精度と剛性が得られます。また、U字形のトラックレールを採用することで、トラックレールのモーメントやねじりに対する剛性も大幅に向上しています。 精密位置決めテーブルTUは、トラックレール幅25mm~130mmまで8種類の大きさがあり、スライドテーブルの長さを選択することができます。また、ボールねじの種類とリード、モータの種類、センサの取付けなどの各種仕様が設定できるので、用途に合わせて最適な位置決めテーブルを構成することができます。

リニアモータ駆動タイプ

ボールねじ駆動タイプ

ウォームギア駆動タイプ

タイミングベルト駆動タイプ